ツイストペアケーブル

カテゴリーとは
コネクタやケーブルの仕様にある「カテゴリー」とは、部品レベルの性能を表しています。
基本的にはCat.5のような表現をしており、その表記方法はヨーロッパが中心となるIEC/ISOとアメリカが中心となるANSI/TIAで少し異なります。
表記されている数字が高い方が性能が高くなりますが、一部コネクタの採用が異なるため注意が必要です。
特にCat.7とCat.7AについてはRJ45コネクタが採用されていないため、RJ45コネクタが付いたCat.7やCat.7Aのパッチコードは存在しないことになります。
しかしケーブル単体ではCat.7やCat.7Aは実在するため、これらのケーブルにRJ45を取り付けてパッチコードにすることは可能ですが、カテゴリは最大でもCat.6Aまでとなります。
ケーブルとコネクタでカテゴリーを合わせる必要はなく、より高いカテゴリのケーブルやコネクタを使用した方がパッチコードの性能は高くなります。
近年ではCat.8の規格が制定され、RJ45コネクタが再度採用されることになりました。
接続距離は最大で30mとなっているため、今までのカテゴリとは少し異なる仕様となります。